村澤明伸選手、東京オリンピックへの挑戦

3月5日、びわ湖毎日マラソンが行われ、日本人選手トップで旭化成の佐々木悟選手がゴール、全体の4位に入賞しました。
一般参加だった村澤明伸選手は、スタートからアフリカ勢が引っ張る先頭集団に食らいつき、25キロでは日本人トップに躍り出ました。

しかし、30キロ過ぎから失速、佐々木選手に抜かれるとズルズルと後退し、最後はフラフラになりながら28位でゴールしました。
そのまま、救急車で病院へ運ばれましたが、脱水症状だったようです。

長距離・マラソンの強化戦略プロジェクトリーダーの瀬古利彦氏はふがいない若手に対して、かなりお怒りの様子ですが、自分はそうは思いません。
失速の原因は気候の変化に対応できなかったための脱水症状で実力ではないからです。

村澤明伸選手と言えば、大学時代に箱根駅伝で活躍するも、実業団に入ってからはけがの影響で、なかなか表舞台に出てくることはありませんでした。
マラソンを経験して初めて、東京オリンピックへ挑戦するといえるとコメントしていたように、やっとスタートラインに立てたのです。

村澤明伸選手は初マラソンながら、30キロまでの積極的なレースは将来的には期待が持てるのではないかと思っています。
今まで日本人選手は前半は抑えて、最後に追い上げるというレースをしてきました。

つまり、アフリカ勢のように自分でレースを作ることができないのです。
前半につけられた差は後半どんなに頑張っても、せいぜい入賞どまりでメダルに手が届くなんてことはありません。
確かに、村澤明伸選手は後半体調不良で失速しましたが、今後、失敗を繰り返さないようなトレーニングをすれば、スピードはひけをとならないのではないかと思います。

東京マラソンの設楽悠太選手も最後は失速しましたが、アフリカ勢についていきました。
昔は、ハイスピードで飛ばしたアフリカ勢は最後は失速していましたが、今はそのままのスピードでゴールします。
後方で粘って、落ちてくるのを待つなんてレースは古いのです。

若い選手が、つぶれるのを恐がらずにアフリカ勢のスピードについていってこそ、将来はメダル争いをできるのではないでしょうか。
今日のレースを見て、久しぶりに男子のマラソン界に期待できるのではないかと思いました。

3年後はきっと村澤明伸選手を筆頭に、箱根駅伝を沸かした若手ランナーがメダルを獲ってくれるのではないかと思います。
箱根駅伝ファンとして、村澤明伸選手、そしてほかの選手たちを応援していこうと思っています。

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