キングカズは日本の誇り

三浦知良という名前を初めて聞いたのは私が中学生の頃だったと思います。
なんでも「読売クラブ」というサッカーチームにすごい選手が入るのだと。

あれからもう25年。
KAZUは私の尊敬する人物になりました。
浦和レッズのサポーターであった私は、読売ヴェルディが大嫌いでした。
お金をもってしてスター選手を集め勝つ。
それがサッカー界の常識だとは高校生には分かりませんでした。

しかし、日本代表の試合をみているうちに、徐々にKAZUのことが気になってきました。
なぜって?
それは、「ピッチ上で一番輝いていたから」にほかなりません。

それからしばらくするとKAZUはイタリアに移籍しました。
当時、日本人がセリエAでプレーすることなど考えてもみませんでした。

それが、例え「ジャパンマネー」を期待された移籍であったとしてもです。
KAZUが世界への扉を開いたことに変わりはないのです。
KAZUがいなければ、現在の日本のサッカーはないでしょう。

そして、その人間性。
いちいち書いていくのも面倒になるほどその逸話はたくさんあります。
初めてKAZUの話を友人から聞いたあの日。

あれからもう25年。
まさか未だにKAZUのプレーを観ることができるとは。
誰が想像したでしょう?
現在プロ契約している選手のなかで最年長なのです。

先日はFIFAのウェブサイトのトップを飾りました。
できることならずっとKAZUのプレーを観ていたい。
なぜ現役を続けているのか?
という意地悪な記者の質問にもKAZUは平気な顔で笑いながらこう答えます。

「やめる理由がないからさ」。

なんてかっこいいんでしょう…。
ため息すら覚えます。
南アフリカワールドカップの際に本田圭佑がこう言ったと伝えられています。

「KAZUさんを代表に招集するべきだ。KAZUさんがチームにいるだけで我々のモチベーションは全く違うものになる」と。

全くそのとおり。
KAZUがいるだけで、サッカーファンのモチベーションは全く違うのです。
いまやその事実はクラブの域を超えています。
最後にKAZUの名言をひとつ。

「自分の成果は、積み重ねの結果であり決して”持っている”とは思っていない」

はい。
イチローと言ってることが同じです。
スーパースターはやはり同じ考えを持っているようです。
私たち凡人には到底わからないようななにかを彼らは「普通」のことと考えているのでしょう。

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