大井の帝王、的場文男騎手が7000勝を達成!次は日本記録更新

大井競馬の的場文男騎手が5月17日の川崎競馬で佐々木竹見さんに次ぐ史上2人目の地方通算7000勝を達成しました。
的場騎手は現在60歳、「大井の帝王」の愛称でファンに親しまれています。
もちろん、日本の地方、中央をあわせて最年長のレジェンドです。

的場騎手といえば、やはりその独特な追い方が印象的です。体全体を上下に動かしながら、腰を入れて馬を前に押し出す騎乗フォームは「的場ダンス」と呼ばれています。
武豊騎手の追い方を見たことがありますか?自分の体は馬の背に並行に保ち、なるべく、馬の邪魔をしないフォームです。

中央競馬では、武騎手のように綺麗なフォームで馬に乗る騎手が多いのですが、近年、ダートでは「的場ダンス」を取り入れた騎乗スタイルが増えています。
そんな、フォームを見ると「的場文男リスペクトだな」と思ってしまいます。

44年で7000勝を積み上げてきた的場騎手ですが、東京ダービーだけは勝つことができていません。
数年前の東京ダービーの日の最終レースのパドックで、ダービー勝利を逃した的場騎手に対して、中年男性が、ヤジを飛ばしている光景を目にしました。

的場騎手の騎乗に対して、難癖をつけていたのですが、的場騎手がパドックから姿を消した時、その中年男性は哀しげに「だから、ダービー勝てないんだよ」とつぶやきました。
その男性は的場騎手が大好きだったのだと思います。
だからこそ、悔しかったのでしょうね。

的場騎手を嫌いな大井競馬のファンはいない、本当にファンに愛され続ける騎手です。
現在、日本で最多勝利記録7151勝を持つのは、「川崎の鉄人」こと佐々木竹見さんです。

的場騎手がこの記録を抜くことは、大きなけがなどがなければここ1年のうちに達成することができるでしょう。
1年でも長く騎手を続けて、勝利記録を更新し、誰も抜くことのできない数字を打ち立ててほしいと思います。

クリストフ・ルメール騎手の神騎乗

5月28日に東京競馬場で行われた日本ダービーは、クリストフ・ルメール騎手が騎乗したレイデオロが優勝しました。
クリストフ・ルメール騎手は、フランス出身のトップジョッキーで、2002年から短期免許を取得して日本に度々来日していました。
2015年にはJRAの騎手免許試験を初めて受験し合格、現在、日本で大活躍をしています。

フランスギャロは、他国との二重騎手免許を認めていないことから、クリストフ・ルメール騎手はフランス騎手免許を返上しています。
そこまでの覚悟で日本に来てくれたと思うとファンとしてうれしく思います。

クリストフ・ルメール騎手はJRAの騎手になった時、目標はフランスの世界最高峰のレース・凱旋門賞を日本の馬で勝つこととコメントしています。
昨年は2016年の日本ダービー馬・マカヒキで挑戦するも14着に終わりました。
日本馬の凱旋門賞での成績はオルフェーヴルなどの2着が最高です。

凱旋門賞が行われるロンシャン競馬場をよく知っているクリストフ・ルメール騎手が、凱旋門賞ジョッキーになるのは間違いないでしょう。
日本初の凱旋門賞制覇の可能性もあります。
今年も、昨年の菊花賞、有馬記念を勝利したサトノダイヤモンドが登録しており、挑戦が決定すればチャンスがありそうです。

また、昨年最後の最後まで接戦で敗れてしまったリーディングジョッキーのタイトルも狙っていると思います。
現在、ヴィクトリアマイル、オークス、日本ダービーとG1を3連勝と絶好調です。
今週の安田記念では有力馬イスラボニータに騎乗、2014年の皐月賞を勝った同馬を優勝に導くことができるのか、クリストフ・ルメール騎手の神騎乗が期待されます。

カリスマ性を持ったジョッキー、武豊騎手

武豊という騎手は日本の競馬を変えた騎手と言っても過言ではありません。
騎手は小さいおっさんばかりだと思っていたのに、若くてかっこいい騎手が現われて、大きな舞台で活躍、まさにスター中のスターなのです。

数字の上では武騎手を越える騎手はたくさんいます。
新人の時の記録、1年間の勝利数などなど。
しかし、競馬を知らない人でも武豊という名前は知っているのです。

そんな騎手は残念なことに現在の競馬界には存在しません。
自分もミーハーな気持ちで武豊騎手の存在を知って、競馬を見るようになりました。
競馬場がおっさんのたまり場から若者やファミリーのテーマパークに変わったのは武豊騎手の存在が大きいと思います。

通常、騎手はある程度の年齢になると、騎手を引退して調教師など馬を育てて管理する側へ転職します。
しかし、武豊騎手は生涯騎手を続けると公言しています。

武豊騎手も、大きなけがを幾度と繰り返し、低迷した時期もあります。
勝てない時期でも腐らずに飄々と、「そんな時期もあるさ」と言えるかっこよさは素敵だなと思います。
きっと内に秘めたものは「今に見ていろ」という競馬に対する熱い思いがあるんじゃないかなって思います。

47歳になってもまだ、うまくなりたいという向上心は見習わなくていけないと思います。

福永祐一騎手の怪我と復帰

スワンステークスで落馬骨折した福永祐一騎手の復帰時期が来年とかなり遅くなりそうな感じですね。
職場の競馬仲間は「いぇ~いざまぁ」と小躍りして喜んでいましたが、福永祐一騎手はリアルスティールでかなりやられているので、しょうがないなと思ってみていました。
馬もかわいそうでしたが同僚もリアルスティールが出るたびに結構かわいそうでしたからね。

福永祐一騎手の場合、やられるよりやるほうの印象がかなり強いので、ある意味いいお灸をすえられたのだと思います。
本人は良い馬が集まりだして、さらにここからといったところでの怪我なので、やり場のない怒りを抱えているかもしれませんが、どちらかといえばこの休みをいい機会にして、福永祐一騎手には騎乗を見直してほしいですね。
全治4ヶ月らしいので、リハビリとあわせると半年はありますから、見直すにはいい期間だと思います。

落馬した時の馬のローブティサージュは無事なようでよかったですね。
GⅠ馬なうえにこの後牝馬として子供を作っていかなければならないことを考えると、そろそろ引退させて繁殖にあげてもいいのではないかと思います。
最近は牝馬の方が走る傾向が強かったので、使い続けているのかもしれませんが、これを機会に引退させてあげてほしいですね。

新人、富田暁騎手の馬に負担をかけない騎乗

富田暁騎手は2017年3月にデビューした新人騎手です。
4月22日に、5人の新人騎手の中で4番目に初勝利、また、5月13日にも2勝目を挙げています。

富田騎手は高校を中退し、競馬学校を受験しています。
富田騎手のお父さんが競馬が好きで、富田騎手も小さな頃から競馬が好きだったそうです。
競馬学校に入学する前はサッカー一筋だったとのことですが、小柄な体格を生かして騎手になろうと志したそうです。

富田選手が騎乗する上で気をつけることは、馬に合う乗り方と追う姿勢とのこと。
騎乗フォームがきれいな四位洋文騎手を目標としているそうです。

四位騎手にデビュー前に指導を受けていたとのこと、初勝利のセレモニーの時も四位騎手がそばで祝福していました。
騎手になって驚いたことはゲート内での騎手の対応。

武豊騎手がゲート内で馬に負担をかけないようにしているのを見てすごい!と思ったそうです。
富田騎手はどうしても馬に負担をかけてしまうとか。
先輩騎手を見て、馬に負担をかけない騎乗を心掛けたいとコメントしてます。

競馬サークル外の出身ということがハンデになってしまう競馬界。
座右の銘「不自由を常と思へば不足なし」通り、ハンデと思わずに、自分の騎乗技術を磨いて、サークル内で信頼される騎手になれるよう頑張ってほしいです。

不世出の天才ジョッキー武豊は不死鳥のように復活した。

世の中には天才と呼ばれる人たちがいます。
メジャーリーガーのイチロー選手、将棋の羽生善治さんなどです。
この中にジョッキーの武豊騎手も当然入るでしょう。

JRA歴代最多勝記録であるJRA通算3800勝を記録し、つい先日の京都金杯でも見事勝利し連続重賞勝利記録を31年に更新しました。
数々の名馬にも跨り、一般の人にも有名なあのディープインパクトの主戦騎手でもありました。

イギリスの首相ウィンストンチャーチルは言いました「ダービー馬のオーナーになることは一国の宰相になるより難しい」と。
ジョッキーにとってもダービーを制することは至難の業です。

20年30年続けていても、一度もダービーを制することなく引退していくジョッキーは数知れません。
そんな中武豊騎手は何と最多の5勝も挙げているのですから、いかに空前絶後の騎手であるかがお分かり頂ける思います。

そんな武豊騎手も、近年はスランプに陥りなかなか思うような結果を残すことが出来ずにいました。
スランプの原因は落馬した際に肩を負傷し思うような騎乗ができずにいたためです。

しかし、理由はそれだけではありません。
近年外国人ジョッキーや地方競馬出身騎手の活躍もあり、強い馬の騎乗機会が激減しました。
このような要因によって、武豊騎手は大レースのみならず並のレースでも結果を残せないようになりました。

しかし、そこからの武豊騎手のカムバック劇には思わず息をのみました。
まず武豊騎手は大レースをいきなり勝つのではなく、平と呼ばれる並のレースで一勝ずつ勝ち星を重ねることに徹していきました。

そうすることによって、徐々に強い馬の騎乗依頼を取り戻そうとしたのです。
あの武豊騎手がG1と呼ばれる大きなレースに乗れないこともありました。
それでもコツコツと目先の勝利を重ねていったのです。

そして、2013年日本ダービー。
遂に武豊騎手はカムバックしました。
一番人気に押されたキズナで見事ディープインパクト以来の日本ダービーを制しました。

思わず実況の人も涙ぐむカムバック劇でした。
そして今現在もトップ騎手として活躍しています。

武豊は不死鳥なのか。
苦しい現状にめげずにひたすら努力する天才の姿にこれからも注目が離せません。

武豊騎手には60歳までジョッキーを続けて欲しい!

今年で48歳のJRAの武豊騎手は、大阪杯と天皇賞春というG1レースを勝っておりまだまだ健在であるとアピールしてします。
しかし一度も崩れたことがなかったキタサンブラックで挑んだ宝塚記念では、1度も先頭に立つことなく惨敗しました。
この敗戦が余程堪えたのか、その後の中京開催は散々な結果に終わりました。

武豊の同期の蝦名騎手や1つ上の横山騎手は、今年に入り低迷しており武豊騎手の成績はちょっと異様とも言えます。
今年もドバイにも参加しましたし、札幌で行われるワールドオールスタージョッキーズにも選出されました。
リーディングトップの戸崎騎手に比べて勝ち星は半分以下ですが、武豊がまだまだJRAの顔なのです。

しかし全盛期の4割に満たない勝ち星しかあげられないのは、武豊ファンとしては悲しいものがあります。
特にずっと格下だと思っていた福永騎手にこの数年間ずっとリーディングで負けているのは残念です。

最近のリーディングはエージェント次第と揶揄されています。
福永騎手のエージェントは関西No.1の小原氏で、岩田騎手と四位騎手と馬を回し合って勝ち星を伸ばしています。

それに対して武豊騎手は専属エージェントで、馬の回し合いができません。
今度エージェントが1人体制になるらしく、馬の回し合いが解消されれば、もう少しリーディングの順位は上がるでしょう。

武豊騎手はこれまで数々の落馬事故で休業を余儀なくされました。
今度落ちたら最後だと思うので、怪我なく60歳まで続けて欲しいというのがファン一同の望みです。